◆English
感動の切れ味
現代の技術
関兼次の歴史
初代兼次が、貞和年間(1345〜1349)に美濃の地において、刀づくりを始めて以来、南北朝、室町、戦国、江戸時代と幾多の激動の時代を乗り越えて、関伝の伝統を守り作刀に励んで参りました。
刀鍛冶の伝統を受け継ぐ関兼次は、関伝
日本刀の特長である「折れず・曲がらず・よく切れる」
という刃物にとって不可欠の品質を刃先形状(ハマグリ形状)・サブゼロ処理・特殊溶接工程等、現代技術によって達成しました。
変化する生活スタイルに対応した、使いやすく、切れ味が良く、切れ味の長持ちする刃物づくりを目指して商品開発を行っています。
今日では、家庭用・レジャー用等の刃物を生産し、国内だけでなく広く世界で愛用されています。
現代の技術
■CNC制御研削機
刃先を薄くする機械です。コンピューターによる数値制御で刃を研削し
百分の一ミリの精度で刃先の厚さを制御します。
■ロボットTIG溶接機
ハンドルとブレードを正確に溶接するため、十分な強度を保証します。
■ロボット研磨機
包丁のハンドルを研磨したり、ハンドルとブレードの溶接部を研磨します。
均一で美しい仕上がりを可能にします。
■刃付け機
熟練職人が水を流しながら刃付けをします。刃が熱によって硬度低下することなく、鋭い切れ味を保証します。
■切れ味:日本刀の形状であるハマグリ刀
日本刀の形状であるハマグリ刀に仕上げています。抜群の切れ味と、その持続性を保証します。また、研ぎ直しも容易にできます。
■熱処理:サブゼロ処理
サブゼロ処理という焼き入れ後に−70℃以下に冷却する特殊な処理をほどこす事により、高い硬度と靭性を与え、「折れず・曲がらず・良く切れる」を実現しました。
■マイクロデントギザ刃加工
:
驚きの切れ味長持ち・一般的な包丁の5倍
当社のマイクロデントギザ刃加工は、従来の一般的な包丁に比べて5倍以上、切れ味が長持ちします。
右の図は切れ味を比較したものです。
ギザ刃といっても、切り口は従来の包丁と同じです。研ぎもギザ刃の裏を研ぐだけなので簡単です。
関兼次の伝統の歴史
初代兼次
志津三郎「兼氏」の子、 あるいは門人といわれる。
兼氏は大和の出身で、 のち相州五郎正宗に学び、その十哲の一人に挙げられ、 業なって美濃国多芸郡 志津村に移住し、 志津三郎兼氏と称した名匠です。
二代兼次
嘉慶(1387〜1388)
兼次
応永(1394〜1427)
正長(1428)
嘉吉(1441〜1443)
名応(1492〜1500)
慶長(1596〜1614)
関住兼次
永正(1504〜1520)
濃州 関住兼次作
寛永(1624〜1643)
濃州関兼次
嘉永(1848〜1853)
善定 藤原兼次
文久(1861〜1863)
濃州善定
藤原兼次
慶応(1865〜1867)
関兼次設立
大正7年
河村松次郎
(初代社長)
南北朝
室町時代
江戸時代
明治
大正
昭和
平成
現在
copyright (C) 2010 sekikanetsugu co.ltd All rights reserved.